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2014年7月29日 (火)

復刻本がいくつか

 以前もここで、クレペリンやヤスパースの復刻本について話題にしました。

 久しぶりにAmazonで精神医学ビッグネームの原書を検索してみると、名著の復刻版がさいきん次々に出ているようです。日本のアマゾンでも出てきますので注文も楽なのがよいです。

 まずは、ヤスパースの日本語版「精神医学総論」(岩波書店)全3巻の原版である1948年版。

Allgemeine Psychopathologie  Karl Jaspers (2013/10/4)

 これまで私は病院にあった1973年の9版(=最終版?)を参照していましたが、岩波版との相違点に気づくこともなかったので、1948年以降、ほとんど変更点はなかったようで読むために不便はありませんでした。しかし自分の論文に参考文献を付けるときなどには、邦訳の引用頁と揃えるためにやはり持っていたいものです。安価なこの機会にぜひ。しかし他の版もかなり出ているようで、こんなのが次々に出て来ると、医学古書のお店とかは大変ですね。

 つづいて、これは近日発売ですが、ブロイラーの「早発性痴呆または精神分裂病群」の原書も。

Dementia praecox oder Gruppe der Schizophrenien Eugen Bleuler (2014/6)

 どちらもきわめて面白いのに翻訳がいまひとつで、そのせいか邦訳本も絶版になっている、きわめてもったいない本です。原書と並べて読みたいものです。

 ジャネとかクレッチマーとかもたくさん出ているようですが私はいまのところそこまで手が回りません。

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